型枠の手順について
みんなこんにちは!型枠 大和です(^^)/
前回、型枠大工ってどんな仕事か紹介したのは覚えてるかな?
今回は、実際に型枠を作る手順を紹介するよ!
じゃあ、説明していきます!
最初はひろい出しって呼ばれる作業からだよ(‘ω’)
施工図面って言うものがあるんだけど、それを見ながら柱、壁とかの形、寸法、数量とかを計算して加工ができるように加工図を作る段階だね。今では、パソコンを使って図面化して加工図にするところも多いよ。
施工図面→施工図は、設計図を元にして、壁の厚さ、芯の振分け、天板の巾、材料の厚さ、高さなど 実際の現場を工事する人が必要な寸法を決定しながら作成する図面。 この図面を元に、各職種が材料の手配、加工、製作を行う。
一方、設計図とは、設計者がお客様や公的機関に提出する為に作成する図面で、部屋の広さや高さ、仕上げ、形状がわかる図面のこと。
次は原寸!
施工図面より実際の大きさで床に敷き込んだベニヤの上に書いていく段階だよ。複雑な形の部分や階段とかを書いていくよ。難しそうだよね…。
続いては加工
加工図を見て、材料に無駄が出ないように切断しておくよ!合板、桟木を組立てたり、パネル・柱型・梁型・補助などを作る作業だよ。
スミ出し
施工図面により現場で型枠を組立てる柱、壁などの位置を床に線や印で表す作業だよ。
一般的には、線や印を付けるのに墨壺を使用するから墨だしって呼ぶんだけど…墨だしには、他に基準、仕上げ、レベルがあるよ。入りたてで見たときは、難しそうだけどすごい!って感動したなぁ(*’ω’*)
建込
さて、墨出しで印も付けたし、あとはそこに加工してあった枠を建てていくよ!墨に合わせて丁寧にね(‘ω’)ノ
そこまで慎重にならなくても…と思ったそこの貴方!型枠は建物の土台であり大事な部分。型枠がうまく出来ていないと、建物そのものの出来具合も左右されちゃうんだ(´・ω・`)
コンクリート打設
実際にコンクリートを流し込んでいくよ。コンクリートって、固まっていないと普通に流れるよね。それで側圧が掛かっちゃうから、この作業中は常に型枠の点検が大事だよ!
解体
流し込んだコンクリートが固まったら、型枠を取り外していくよ。この作業が無事に終わったら、型枠工事の完了で仕上げだよ(^^)/
型枠の手順はこんな感じ!
かなり簡単にまとめて書いちゃったけど、実際はもっと奥が深いんだ(/・ω・)/
じゃあまた会う日まで!